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东京大学教员の着作を着者自らが语る広场

茶色い表紙

书籍名

大学4年间の行动経済学が10时间でざっと学べる

着者名

判型など

232ページ、四六判

言语

日本语

発行年月日

2023年12月14日

ISBN コード

9784046063212

出版社

KADOKAWA

出版社鲍搁尝

学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)

英语版ページ指定

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「行动経済学」という言叶は、近年、テレビの颁惭なども含めて一般的の人の间でも、よく闻かれるようになりました。この学问领域自体は、今から50年以上前の1970年代后半に、2人の心理学者トベルスキーとカーネマンによって确立されたものです。
 
従来の経済学では理论构筑の前提として、人は、「超合理的にふるまう」、「超自制的にふるまう」、「超利己的にふるまう」、という「ホモエコノミカス=経済人」を仮定しています。しかしながら、実际の人间は必ずしも超合理的ではなく、ほどよく合理的で、ほどよく自制的で、ほどよく利己的な存在です。従来の経済学で见落とされていた生身の人间行动を心理学で解き明かし、伝统的な経済理论を拡张することによって新たな知见を见出そうというのが「行动経済学」です。
 
東京大学経済学部には、経営学科に所属する私の授業以外で「行動経済学」と名のつく講義は存在しません。行動経済学の概念は、経済学の各分野 (公共、产业組織、開発経済、労働、健康?医療、教育など) の中に組込まれ、独自に展開されています。つまり、伝統的な経済学の中にもそれほど浸透しているという証でもあります。したがって、行動経済学の基本を学ぶことは、理論、実証に関わらず、経済学を勉強する全ての人に大きく役立つはずです。
 
私は米国イリノイ大学のビジネススクールで6年间、东京大学で25年间、学部と大学院でマーケティングの教坛に立ってきました。この本は、东京大学経済学部の讲义「行动意思决定论と行动経済学」に基づいたものです。学生が授业で取り上げた事例や论文、そして学生からのフィードバックなど、私自身がこの讲义を教えることで学んだ多くのことが反映されています。
 
本书は4部で构成されています。
 
第1部では、行动経済学の基本的な考え方を説明するとともに、超合理的、超自制的、超利己的なホモエコノミカスが、现実の人の行动とどのように违うのかを、様々な例を用いて绍介します。
 
残りの3部は、学問としての行動経済学の潮流である (1) 現象の描写、(2) メカニズムの説明と理論、(3) 実社会への適用、にそれぞれ対応しています。
 
第2部「