
书籍名
サイバー攻撃の国际法 タリン?マニュアル2.0の解説
判型など
172ページ、础5判変形
言语
日本语
発行年月日
2018年4月10日
ISBN コード
9784797268294
出版社
信山社
出版社鲍搁尝
学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)
英语版ページ指定
タリン?マニュアルとは、エストニアの首都のタリンにある北大西洋条約機構 (NATO) のサイバー防衛センター (Cooperative Cyber Defence Centre of Excellence, CCD COE) に法律専門家が個人的資格で集まって、サイバー攻撃に関する国際法のルールをコメンタリーとともに記述したものである。この作業は、米国海軍大学校のMichael Schmitt教授を中心にすすめられ、まず95の規則とコメンタリーからなる「サイバー戦に適用される国際法に関するタリン?マニュアル」(Tallinn Manual on the International law Applicable to Cyber Warfare) がまとめられ、2013年にCambridge University Press から刊行された。これは後にタリン?マニュアル1.0 と呼ばれるようになったが、「有事?戦時」を対象にしたものである。その後、さらに「平時」におけるルールにつき検討がなされ、 「サイバー行動に適用される国際法に関するタリン?マニュアル2.0」(Tallinn Manual 2.0 on the International Law Applicable to Cyber Operations) がまとめられ、2017年に同じくCambridge University Press から刊行された。中谷は、legal experts の1人としてタリン?マニュアル2.0の作成に関与し、2015年から2016年にかけて3回にわたり開催されたタリンでの会議に参加した。英語の原著は598頁からなる大部のものであり、複雑な議論も展開されているため、各規則の訳とコメンタリーの要旨を日本の読者にわかりやすく示す必要があると感じ、河野桂子氏及び黒﨑将広氏とともに本書を刊行した。
タリン?マニュアル2.0は154の规则とコメンタリーからなり、第1部「一般国际法とサイバー空间」、第2部「国际法の特别の体制とサイバー空间」、第3部「国际の平和及び安全とサイバー活动」、第4部「サイバー武力纷争法」から构成されている。第3部の一部と第4部はタリン?マニュアル1.0をほぼそのまま取り入れている。
タリン?マニュアルは、サイバー攻撃に関する国际法ルールを「作成」したり「提案」したりするものではない。既存の惯习国际法がサイバー空间にも适用されるという前提(これは西侧先进诸国